2012年8月19日日曜日

3WAY/3ドライバIEMその1・組立編

グループバイで手に入れたSonionのドライバがもったいなくてなかなか使えずw、
手持ちのドライバで3ドラIEMをなんとなく組み立ててみました。

あくまで視聴機の感想ですが、メーカーによる音の違いが一番表れるのが
この3ドライバのIEMだと思います。6ドラ以上の多ドライバIEMは、どの帯域も
満遍なく音圧が上がっているため、ある一定の音の傾向に収束していくのかな、
という印象です。Heir audioの8.Aは多ドライバながら解像度が高いと噂ですが・・・。

使用するドライバは、UE5proをバラしたときに余った2015と、突発的にmouserから
6個購入したED29689です。ローに2015、ミッドにED29689、ハイにED29689という
構成です。
ちなみに、5proは2015がスルー、2389?に1.5uFのコンデンサを直列という構成に
なっています。
 新調したシェルですが、第2カーブ以降を攻めすぎたのか、ロードノイズを拾いまくりですw
ちなみに、シェルには音導孔として4.0mmの穴を二つ空けるのですが、
いきなり4.0mmを開けるのではなく、まず2.0mmくらいから開けて、ガイドを造ります。
スレでも半田パッドがとれた!という報告がちょくちょくありました。僕も今までに
半田パッドが剥がれてダメにしたドライバが結構あります。
体感ですが、どんなに上手く半田付けしても、パッドの寿命は5回の半田付けまで
だと思われます。なので、出来るだけドライバの半田パッドに半田付けしなくてもよい
工夫をするのが正解でしょう。具体的には、配線を少し長くして、ドライバ再利用のときに
再び結線しなくてもよくするなどです。
左はデュアルにするEDをまとめたところです。ポートが隣り合うようにまとめます。
熱収縮チューブでまとめた後に、セロハンテープで固定しています。瞬間接着剤でも
よいでしょう。 

使用するフィルタは、ハイ/ミッド側が白フィルタ、ロー側が緑フィルタです。
ドライバのポートとチューブの接続ですが、瞬間接着剤で接着した後に、UVレジンでさらに
密閉してます。密閉できてないと低域が逃げてしまいます。
さて、ネットワークの調整をするのですが、トゲトゲのフェイスプレートが登場しました。
これで完成ではありませんw耳に入れるにはちょっとパンクがすぎます。
2015とEDを収めたシェルにこのトゲトゲフェイスプレートを被せたのですが、
これには訳があります。次の記事でネットワークの調節を説明したいと思います。