2013年7月5日金曜日

Klipsch X10 リシェル

もうタイトルをひねったものにするのはあきらめました・・・w

BAドライバのハイ上がりを試してみたいという方から、
クリプシュのX10リシェルをご依頼いただきました。


シェルはクリア、フェイスプレートはオレンジ。
元になったX10を思わせる配色です。


左がタミヤのアクリルカラー、右ふたつがEXトナーによる着色。
EXトナーは発色がよいのですが、透明感に不安があったので、
アクリルの方を使いました。
ただ、削った後の物を見ると、EXトナーの方でも問題なかったかもしれません。


ケーブルは Electronics Gadget のrinさん提供のサンプル品。
素晴らしいクオリティですね。取りまわしやタッチノイズ等も問題なし。
くみたてLabのIEMにはこれをオプションケーブルとしてつけようと思います。
コネクタは数種類用意しますが、写真のはアンフェノール。
千石の2階で一目ぼれしました。かっこいい。


シェルはオーナーさんお持ちの1964-Tからコピー。
シェル内にX10のゴム部分を剥いで埋め込んで欲しいとの依頼でした。
せっかくまっすぐ伸びる耳道をお持ちなので、
カナル部先端に埋め込むことにしました。
先端部から掘り返して、埋め込んでいきます。


なかなかのみっちり具合w 
薄いところは0.1mmくらいですが、樹脂を充填しているので
強度的に問題ありません。


リモールド前とリモールド後の比較。
3kHz以降にかなりの変化が見えます。
これに抵抗を挟んだケーブルをつければ、高域が
主張してくるX10に変わるのではないでしょうか。
ちなみに、X10のドライバはSonionの26A005/8
じゃないか、という説が。

実は今度のグループバイで購入しますw